アラフォーやアラフィフになって婚活を始めるのは勇気がいるものです。
周りは既婚者か、結婚を諦めた人ばかり。婚活について、相談できる人もいないでしょう。
この歳で婚活ってうまくいくの？
筆者は49歳でマッチングアプリ 「ペアーズ 
」を始め、わずか1ヶ月で現在のパートナーに出会いました。
アラフォー・アラフィフの大人世代のパートナー探しは、ポイントをつかめばうまくいきます。
それは短期決戦で挑むこと。
だらだらと受け身で取り組めば必ず失敗します。
この記事では、短期間でパートナーを見つけた筆者の体験談をお話しします。
大人世代の婚活にチャレンジする方は、ぜひ参考にして素敵なパートナーを見つけてください。
この記事でわかること
- 大人のマッチングアプリ婚活は「早い者勝ち」
- ペアーズ登録直後のボーナスタイムを活用せよ
- 登録後、すぐにプロフィール・写真を用意したほうがいい理由
- いい人は必ずいる 特に仕事に忙しいハイスペックが紛れている
婚活を始めた時の私のプロフィールを紹介します。
- 49歳
- バツイチ
- 子どもは2人 すでに社会人
- 会社員 年収600万
- 老後に不安はないけど、定年後に楽しく暮らしたい
私が婚活を開始したのは49歳の時でした。
それまで婚活を考えてなかった私ですが、マッチングアプリに触れるまでにいくつかきっかけがありました。
老後はいずれ一人
女性の平均寿命は87歳。パートナーがいたとしても、おそらく死ぬ時は一人でしょう（笑）
死に際を悲観的に考えていませんが、60歳の定年以降に一緒に過ごす人がいたらいいなと思うようになりました。
子どもが巣立ったことで、自分の将来（老後）を見直す余裕ができたのです。
あと10年もすれば60歳です。パートナーを見つけ、二人で新しい暮らしを作るなら、今動いたほうがいいだろうと思いました。
恋愛歴はそれなりにあったけど
離婚から20年以上経っているので、その間お付き合いしていた人は何人かいました。
しかし人間関係は狭くなるばかり。友人の紹介や、趣味の仲間など、年々寂しくなってきました。
出会うなら、マッチングアプリなどの婚活サービスはどうだろうと興味を持つようになりました。
恋愛から遠ざかっている人は、マッチングアプリは難しいかもしれません。
プロフィールの書き方や相手選び、マッチング後のメッセージのやり取りと、課題が多いのです。若い時のようにうまくいくことはなく、「婚活疲れ」を起こすことも。
結婚相談所のアドバイザーさんのサポートを借りるのが、成功への近道でしょう。
経済的なこと
老後には2,000万円の貯蓄が必要と言われますが、私には高いハードルです。
それでも定年までしっかり働き、そこそこの暮らしであればお金に困らない見通しはできていました。
幸い仕事に恵まれていますし、今のところ病気もありません。
定年後の将来を思い描いた時、二人なら生活費の負担は約半分です。私は家事が苦にならないので、楽しく過ごせる相手なら余裕がもてると思いました。
49歳にして初めてマッチングアプリ「ペアーズ」に登録しました。知り合いに勧めてもらったのですが、彼女はペアーズで知り合い結婚していました。
マッチングアプリを使っているのを誰かに知られるのは恥ずかしいですが、ペアーズはFacebookで登録すると友達に表示されないので安心です。
女性は女性を検索できないので、同性にバレることはありません。
女性は登録から月々の料金も無料です。軽い気持ちで登録しました。
開始すぐに来るボーナスタイム
登録はとても簡単でしたが、プロフィールや写真を用意しなくてはいけません。
写真は顔がはっきり見えるものを選び、プロフィールは例文があったので真似をして簡単に作りました。
登録すると、どんどんいいねが届きます。
相手のプロフィールを確認して「ダメ！」と思わない限り、ほとんどの方にいいねを返しました。
複数の方と同時進行のやり取りで大変でしたが、その中でも会話が続くのはほんの数人です。
新規登録者は検索上位に出るため、多くの人の目に止まります。
登録後のボーナスタイムは、たくさんの人と会話できるのでとても重要。
開始1ヶ月程度でパートナーを見つけた人は、このボーナスタイムをうまく活用しています。
大事な機会を逃さないように、登録後なるべく早くプロフィールと写真を準備しましょう。
いい人はすぐにいなくなる
メッセージのやり取りから１週間もすると、実際に会う約束を提案されます。
ある方がとても素敵だったので、早速お互いの都合を合わせるのですが、お互い忙しくなかなか日程が決まりません。
のんびりとしていると、ある日その方は退会していました。
いい人はやはり競争率が高い！
マッチングアプリは自分からは見えないだけで、ライバルがたくさんいます。
いい人はすぐに誰かとマッチングしています。
会話が合いそうな人なら、１週間程度で会う約束を決めてましょう。誰かに取られる前に。
ドタキャンされる
いい人は早い者勝ち！悟った私は積極的にいいねを送る作戦に出ました。その間、何度もプロフィールの内容や写真も変えています。
何人かの人とマッチングして、会う約束もしました。その中で、ドタキャンする人にも遭いました。
待ち合わせ場所に着いてメッセージをすると「もう着きます」との返事ですが、相手はあらわれません。
「どこですか？」「まだかかりますか？」と質問を投げても既読にならず、30分以上待ってドタキャンだと諦めました。
何の収穫もなく、電車に乗って帰るのは辛いものです。この時ばかりは、婚活なんか辞めようと思いました。
ハイスペックイケメンにフラれる
しばらくして出会ったのが、4つ年上の男性でした。笑顔が素敵で、落ち着いた雰囲気の方でした。
会って早々に彼は名刺を出してくれました。そこには勤務先と役職名があります。どう考えてもハイスペックだとわかりました。後に分かったことですが、出身大学もすごかったです（笑）
彼とは何度か会って食事をしましたが、何か信頼できない部分がありました。今考えると、同時にお付き合いしている女性がいたかもしれないです。
ある時、演劇のチケットが余ったので一緒に行こうと誘われました。その日は平日だったので、有休を取る必要がありました。会社に申請を出すので、それまで保留にしてもらいました。
2~3日で申請が通り、休むことができそうだと伝えると「娘が友達と観に行きたいと言っている。すでにチケットは譲ってしまった」と謝られました。
保留だったので仕方ないと思います。
ただそれなら、分かった時点で知らせてくれないのかな？と思いました。
それから会う機会は増えるも、彼が望むような付き合いに抵抗が出てきました。
そして、ある日突然LINEでフラれてしまいます。お別れのLINE以降は既読にもならず、電話も出てもらえませんでした。
縁がなかったのだと思います。今ならそう思えますが、当時は相当なショックを受けました。
ハイスペックな彼との一方的なお別れがあり、より戦略的に婚活に取り組む重要さを理解しました。
こんなこと長く続けられない。やるなら時期を決めて短期決戦だ。
積極的にいいねを送るようし、いいねにも応えました。マッチングした人には、必ずメッセージでやり取りしました。
いいねが足らずに、女性ながらも課金までしました。
この時期にマッチングした男性の中に彼がいました。
彼とは5日ほどメッセージでやり取りし、週末が重なったので会うことになりました。
彼もハイスペックだった
プロフィールでは分からなかったのですが、彼もハイスペックに属する人でした。
のんびりした性格と贅沢をしない人なので、一見するとそうは見えません。
数年前に離婚して、仕事が忙しく出会いがないためマッチングアプリを始めたそうです。住まいも職場もお互い別の土地なので、マッチングアプリでなければ彼との出会いはなかったでしょう。
普通の、優しい人です
マッチングアプリというと「出会い系と同じじゃないの？」と思われるかもしれません。
仕組みは似たようなものですが、ペアーズは年齢確認や通報システムもしっかりしているので、本気で婚活をしている人がほとんどです。
彼も将来を考え、マッチングアプリを利用する人でした。
老後の暮らしを楽しめる人が欲しくて、パートナーを探していました。
彼も初めて会った時に、名刺を出してくれました。お互い緊張していましたが、少しずつ会話をして打ち解けることができました。
憂うより動け
お付き合いしてみると、予想しなかったことが分かってきます。
私たちの場合は、お互いに持ち家がありました。将来の安心のためのものですが、おそらく手放すことになるでしょう。
それ以外に、親の介護の問題や子どもの問題があります。
婚活をする前から、そんなことを憂いても仕方ありません。
お互いに話し合い、一番心地いい暮らしを見つけるつもりです。
話し合いができる人が、マッチングアプリで見つかってよかったなと思います。
49歳のマッチングアプリの婚活は、気軽に始めたにしてはハードで戦略的でした。
ドタキャンあり、一方的なお別れも経験しました。
マッチングアプリの婚活は「早い者勝ち」です。
いい人はどんどん誰かが見つけて、カップルになり退会していきます。
アラフォー・アラフィフで婚活して「いい人がいない」と言われますが、当然です。
のんびりしていると、カップルになれなかった人ばかり残るからです。
短期決戦で、積極的に動けばチャンスはあります。
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